【スレ21】標的機整備工場を沖縄米軍基地に移転させる仕事をしていた人
559 名前:おさかなくわえた名無しさん 2007/03/08(木) 05:42:21 ID:GubeDiWb
昔、沖縄の米軍基地ホワイトビーチ内で仕事をしていたんだよ。
当時の佐藤首相が交渉成功して「沖縄返還に伴う・・・」とかで、
日本の予算で基地内に那覇空港の施設を移転させる為に、
新品の建物を作ってあげて移転してもらったんだ。
それで、俺は常駐管理の仕事で行ってたんだ。
標的整備工場と言うんだ。
標的とは無人小型のジェット機で、それを飛ばして撃墜訓練をする。
全長3mと5mくらいで、実際に見たら大型模型飛行機くらいと、
人が乗れそうに大きい2種類です。
それを基地から飛ばして、海上の軍艦からレーザー光線で落とすんだ、
本物のミサイルや砲弾を使うと無駄になるから、模擬演習するんです。
海上に落ちたらヘリで回収する、整備して又飛ばす。
訓練を見ていたら、良く落ちるんです。
演習は沖合いだから見えないが、
発射と同時に、少し飛んできりきり舞いで落ちたり、
軍艦とは違う他の方角へ飛んでいき、ヘリのパイロットが探しても判らんと、文句言ってたり 、
成功率は80%くらい。
他人の不幸は蜜の味、面白かったよ。
種子島のロケット発射なんて、遠くからの見学でしょ。
僕らは100mくらいさ、今考えたら、爆発したら巻き添えを喰うくらいの近さだったよ。
昔小学生の校内映写会のときに、竹脇無我のお父さんが
新型ミサイルの発射実験の成功映像を説明していたが、あれは稀な大成功の映像ですね。
裏には数々の失敗例があると思います。