【スレ4】チェーンの古書店でバイトをしていた人
495 名前:おさかなくわえた名無しさん 04/11/23 17:59:38 ID:7rGyVU7j
古本屋で働いている人の話を聞きたい。
特にブックオフとか。
つい今しがた、ブックオフへ行って、
シリーズものの小説5冊を纏め売りしたら
なんとたったの200円にしかならなかった。
保存状態は(自分で言うのもなんだが)すこぶる良好だし、
もとが1冊800円の新書だからもう少し高い値段がつくと思っていたらこの仕打ち。
4000円がたったの200円・・・・・・1冊40円かよ orz
いったいどういう基準で買取の値段を決めてるのか知りたい。
508 名前:おさかなくわえた名無しさん 04/11/23 20:03:23 ID:81+sbqcK
元バイト。ツレが元店長。
元なので、現在も同じ買取体制かどうかは保証しない。
基本的に本の買い取りは、その本の種類の分別から始まる。大体こんな感じ。
青年コミック(ヤングジャンプコミックスの大きさのもの、文庫サイズもここに含む)
少年コミック(ジャンプコミックスの大きさのもの)
少女コミック(同上)
大判コミック(4コマなんかが多いあのサイズ)
文庫
新書
一般書籍
雑誌・写真集など
この種別ごとに、そもそもの買取設定価格が異なる。
売上の中心を占める青年・少年コミックは定価の割に高めの設定で(それでも安いとは思うが)、
一般書籍などは定価が高くとも売れないので、そもそもの買取価格が低い。
で、この種別の中で、さらに特AランクからDランクまでのランク分けをする。
特Aが高く、Dは買取不可。(同じランクでも前述のように、文庫よりコミックの方が高い)
ランク分けは純粋に見た目のみで決めるのが原則。「見た目」というのは次のようなもの。
日焼け具合(ページの縁が白いほどいい。最も重要)
カバーなどの状態(よれよれだったり、折れてたりするとランクがさがる)
カビの有無(ヒドイと買取不可)
この辺は買い取り担当の中でも多少差が出る。
Cランクのものはどの種類の本でもたいてい一冊10円計算のはずで、
100円コーナーに出される。
他の種別ごとのランクの価格は忘れた・・・。
しかし恐らく、>>495の新書はAランクくらいの計算のはず。
定価は関係ない。
店舗ごとに多少違いがあるし、その店の在庫状況でも変わる(だぶついてる本はCランクとか)。
人気のある本は色を付ける場合もある。
CDなどの買い取りはまた別になる。
まあ、基本は本はきれいな状態で持っていったほうが高いということ。
513 名前:おさかなくわえた名無しさん 04/11/23 21:07:10 ID:L2Ms3a0z
>>508
店員が自店舗のものを買うことってできるのですか?
稀少本をそうと知らず売りにきた人から安くお店が買い、それをすぐさま店員が購入と
514 名前:おさかなくわえた名無しさん 04/11/23 22:15:50 ID:YN8E2e1d
>>513
できます。
しかし店長の方針によって、稀少本を買ってよいかどうかは違うと思います。
お客さんのサービスが第一なのでダメ、という厳しい店長もいれば、
誰が買っても売上は一緒という人もいます。
まぁ、バイトは隠れて買いますが。
ただ稀少本の類は滅多に入ってきません。
入ってきても店員にもわからないことも多いです。
だからこそ、上記のような、素人でも見た目だけで値段か付けられる方法を採っているのですが。
なのでたま~に珍しいものが安い値段で眠っていることがないこともないです。
私はフリッパーズギターのシングルCDを100円で買いました。