【スレ16】家族が災害時に出勤する公務員の人
833 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/09/18(月) 19:46:17 ID:+zRgYpbf
台風が来ると忙しくなる人の話が聞きたい。
電力会社、NTT?、消防士?
一般人は台風が来ると仕事が休みになる期待があるけど、逆の立場だよね。
夜中に直撃したらやっぱ徹夜で待機?
ちなみに、昔コンビニでバイトしてたけど、
台風の目に入ったとたん、客がわらわら来た。
845 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/09/18(月) 21:51:03 ID:d68EhON4
うちの父は地方公務員で、現在浄水場に勤務してます。
基本的にその地域で大雨洪水警報が出ると、深夜や休日でも出勤します。
(職員がいるのは平日昼間のみで、土日と深夜は派遣の方しかいません)
ダムからの緊急放水に気を配りつつ、
取水ポンプのごみ取りなどをするそうです。
(ごみ=上流から流れてくる大量の木の枝など)
ほかにもいろいろするようですが、詳しくはわかりません。
普段は職員を何組かに分けて順番に出るそうですが、
大きな災害が起こったときや管理職についている人に関しては、
その限りではありません。
父が管理職になった年から、土日や夜中に電話がかかってきて、
指示をあおがれたり、呼び出しがかかったりしています。
父は以前県庁の土木課や防災課にもいたことがあるので、
そのときも台風がくると県庁へ出勤・待機・
場合によっては現場へ急行、の状態でした。
なので、昔から台風が来ると父が仕事に行く・
又は帰ってこない、というのがデフォルトでした。
850 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/09/18(月) 22:48:03 ID:U58TEJA6
>>845
大変なんですなー。
この間、テレビで台風の後、
河原で流れてきたものを職員さんが拾いまくってましたが、
そういうアフターフォローも多いのですか?
851 名前:845 2006/09/18(月) 23:15:51 ID:d68EhON4
>>850
河原に落ちているものは、
浄水場に悪影響を及ぼすものでなければ
放置ではないかと想像します。
多分850さんが見た職員は市町村の職員ではないかと思います。
先ほど挙げたごみ取りも、取水口が詰まったりしないように、とのことですし。
台風が去って警報が解除されれば、何かよほどの事がない限り
父は早く帰宅していたように思います。
877 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/09/19(火) 10:45:31 ID:YYWuE0nk
>>833
うちの主人も公務員。
主人は普通の事務処理担当の公務員ですが(いわゆる事務屋)
845さんのお父さんは、たぶん土木関係に知識のある、
いわゆる土木屋さんですね。
(他にも病院屋=ナースや医者、建築屋=建築関係、
山屋=農林関係、などがいる)
土木屋とか建築屋は、台風だと必ず待機します。
>>850さんのいう、河原で拾うとかは、河川事務所かな?
何級河川かにもよりますが職員が拾うのではないでしょうか。
(たいてい大きいのは国土交通省の河川事務所が管轄する)
あと多いのが、台風の大雨・嵐で崩れた林道や山道がないか見にいって
崩れていたら通行禁止の命令を出すこと。
もちろん通報されたら駆けつけます。
これらは土木屋さんがやります。
台風の時に動員されるのは、なにも土木屋だけではなくて、
一定割合で任命される「防災要員」みたいな人も駆けつけます。
ご近所の役所にほど近い場所に、公務員住宅がありませんか?
以前都庁近くの新宿のど真ん中の住宅で、
防災要員が緊急時に出動しなかった・・・とニュースになりましたね。
あれこそが防災要員のための住宅です。
任命されたら必ず役所の近くに住まわされます。
あの人たちは、事務・土木屋などに関わらず徴用されて、
台風や地震のたびに役所に駆けつけます。
警報がいくつか出たら、全職員が出動したりもします。
職員出動には、何段階かあるみたいです。
878 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/09/19(火) 10:49:30 ID:YYWuE0nk
以前、私が住んでいる社宅のある地区が、
とんでもない台風に巻き込まれたことがあります。
もちろん、全世帯のお父さんは出動。残るは女・子供のみ。
そのうちに、嵐が激しくなって社宅のあちこちで
外から飛んできたものが外壁に当たった、とか、
窓から水漏れ、天井から雨漏り、停電・・・という被害が出始めました。
特に水漏れ雨漏りがひどく、子供のいる家庭では
ほぼ全戸で紙おむつを広げて天井に貼り付けたとか
(拭いてると間に合わない。うちもおむつ広げました)。
社宅内の仲がよいところでしたから、
大きな子供がいるおうちが小さな子供を引き取り、遊ばせ、
その後は、比較的水漏れのないおうちに子供をかためて保護。
あるおうちの高校生の息子さんは、
お父さんの代わりにあっちこっちの家を訪ねて力仕事をお手伝い。
他の中学生の男の子も、
妊婦さんの代わりに家中の漏水を拭いてまわってお手伝い。
奥さん達がひっきりなしに家を行き来して、
懐中電灯の電池やおむつw、ロウソク、あらかじめ作ってあったごはんなど、
なくてはならないものを分けあって、交換して・・・と大変な騒ぎになりました。
台風一過のあとで、ヨレヨレのお父さんたちが帰ってくるのですが
お父さんを出迎える奥さんも、一様にヨレヨレになっていましたw
災害時の備えは、しておいたほうがいいですね。
うちは割と常備してあったので、あっちこっちのおうちに、
でっかい仏壇用ローソクを配りまくりました。
買っててよかった仏壇ローソク。
みなさまもお気をつけて。