【スレ57】山奥の集落から更に徒歩1時間くらい離れた家で育った人
42 名前:おさかなくわえた名無しさん 2011/10/18(火) 23:37:24.25 ID:3XSTk2jv
僻地に住んでいる人いませんか?
買い物や子どもの教育、災害があった時の対応とか。
外勤の仕事になってから、
山奥とか岬の先端とか、地図にない道の先に
集落や人家があることを知ることが多く、
どんな生活をしているのか知りたいです。
44 名前:おさかなくわえた名無しさん 2011/10/19(水) 11:08:32.75 ID:udV5qKVx
>>42
父親の実家が、
一番近い町まで陸路で2時間くらいかかる場所にありました。
夏休みとかに長期間過ごしたけど、
地元の人はほとんどが船で移動していて、船なら町まで30分くらいだから、
子どもがいなければ郊外で暮らしているのと、
そう変わらないように見えました。
子どものいる家庭は保護者が船で送迎、
台風などの時は学校を休むか、親類宅に預けてそこから通学。
中学からは町で寮生活をするそうです。
郵便や宅急便は陸路で来ていたので
配達員の人は大変だったと思います。
47 名前:おさかなくわえた名無しさん 2011/10/19(水) 19:31:14.09 ID:gZCeif0B
>>44
山奥出身。
山奥の集落から更に徒歩1時間くらい離れた一軒家で生まれ育った。
最寄バス停まで徒歩40分(途中につり橋2本有)、
この道は地図には途中までしか載ってない。
一番近い商店まで徒歩45分くらい。
食べ物系を売ってる店とそれ以外を売ってる店の2軒有り。
食べ物系を売ってるお店は、
お店のおじさんが毎朝未明に山を降りて仕入れに行き、
昼前くらいにトラックに色々積んで戻ってくる。
それを村の人たちが買うシステム。
なので店に在庫はほとんどない。
おじさんに買ってきてほしいものを直接頼むことも出来、
自分が物心ついた時にはもう、物資面で困ることはあんまりなかった。
日持ちのしない肉類に対して未だに高級感を感じたりする程度。
通信面は普通。
新聞も来てたし、郵便物も3日に1回くらいのペースで届いてた。
48 名前:おさかなくわえた名無しさん 2011/10/19(水) 19:31:33.22 ID:gZCeif0B
村の住人に、週5日は町にいるおじさんがいて、
そのおじさんが毎週月曜日に村に帰って来る時にジャンプを買ってきて、
村の子全員で回し読みしていた。
そのおじさんの家の子とケンカになるとジャンプハブにされるので、
当時、村の子供にとっては死活問題だった。
当時は小学校があった。
全校生徒10人前後。
中学校になるとバスに乗って隣村の中学校へ通う。
行きも帰りも1本しかないから、部活には参加できなかった記憶がある。
乗り遅れたら徒歩2時間くらい歩く羽目になるし…
山奥なら遊び場は豊富でしょ、とよく言われるが、
山に入っちゃいかん、ときつくきつく言い渡されていたので、
秘密の冒険的にこっそり入ることはあっても、
日常の遊び場にはできなかった。
川は真夏でも痺れるくらい冷たいので水にも入れず、
結果、家の前の空き地で遊ぶくらいしかなかった。
51 名前:おさかなくわえた名無しさん 2011/10/20(木) 00:05:15.57 ID:8y6vT8JJ
>>47-48
乙です!
私の住んでる場所は
「○時電」(=「○時ごろ発車する電車)ってことばがあるくらい田舎で、
最近までコンビにすらなかったのですが、
これでも十分便利なのだと思いました。
そのような生活をしていると、就職等で都会に出たき
いろいろとカルチャーショックがあったのではないでしょうか。
52 名前:おさかなくわえた名無しさん 2011/10/20(木) 09:32:49.00 ID:L2q/8LXn
>>47
>山奥の集落から更に徒歩1時間くらい離れた一軒家で生まれ育った。
ご実家は、何で生計立ててたの?
特に、現金収入はどうしてた?
ご先祖様は、何でそんな所に住み始めたの?
55 名前:おさかなくわえた名無しさん 2011/10/20(木) 19:20:13.70 ID:37MFk31S
>>51
テレビは見てたし、
都会の生活は知識として知ってたからw
中学校で隣村、高校で山の麓の町、大学で市…
という風に段階を踏んで見て行ったというのもあって、
そんなに驚きはなかった。
>>52
林業。
うちの父と、その弟(未婚)と、なんだかよくわからないつながりのおじさんが
3人で木を切ったり育てたりして、主に里にいる親戚の材木屋に卸してた。
大昔は樵を何人も抱えてやってたみたいだけど、
昭和に入ったあたりから身内だけになったみたい。
理由は知らん。
ご先祖が住んだ理由は、そこにいい木があったからか、
そこでの商売を許されたからじゃない?
自分の家の中に伝わる説では、平家の隠里ってことになってるw
爺さんの世代くらいだと「山」「里」って区別したがるし、
差別的な何かがあった可能性もある。
59 名前:おさかなくわえた名無しさん 2011/10/21(金) 15:58:12.92 ID:BZK6vTQk
>>55
>よくわからないつながりのおじさん
山林業は師弟関係を組んで技術を伝授するので先生か弟子でしょう
昭和に入ってからは進学率上,師弟関係云々が希薄になったり
海外から輸入されるようになり材木が売れなくなった
>差別的ななにか
先祖代々山林業(ブローカー)をやってましたが
チンピラ崩れの犯罪に片足突込んだ事がある粗暴な人
後ろめたい過去のある人でも
人手が欲しい時には使う(匿ってる訳ではない)
学校に通えない貧乏な家の子,知恵遅れの子を
危険の多い山奥で働かせる極悪人のイメージがあるようです
60 名前:おさかなくわえた名無しさん 2011/10/21(金) 23:00:11.29 ID:ZgyM6U9J
これまた知らない世界だったわ。
ありがとうございます。
62 名前:おさかなくわえた名無しさん 2011/10/22(土) 23:05:32.55 ID:+GskNgdM
>差別的ななにか
木々の命を奪う『業』のようなものがあるのかな。
父の実家は林業を営んでいたんだが、
俺が奇形で生まれた時、「○○(父)の所に出たか」と言われたらしい。
一族の業が、奇形児の誕生という形で出たと解釈された模様。
92 名前:おさかなくわえた名無しさん 2011/10/23(日) 13:52:30.13 ID:4DAo2r3Q
>>62
>木々の命を奪う『業』
山林業は木を切りますが,木を育ててもいるんですけどね
ウチで言われたのは
「山は多種多様な生き物の棲み処だと知っておけ」と
「その地方にある伝承の神様等々の住処を笑い飛ばすな」でした
曽祖父だったかな?
他所の土地の伝承の蛇神さんの御神木を切ったので
生まれつき蛇柄のアザがあったり,怪我跡がまるで蛇柄のようになる・・・
自分も蛇柄に見えなくもない火傷跡があります