【スレ3】高級クラブのボーイ
134 名前:おさかなくわえた名無しさん 04/10/28 19:10:23 ID:UUooW6lR
二十歳前後のころ、いわゆる高級クラブでボーイとして働いてました。
おはようございますと夕方5時半に店に入り営業終了が0時ころ。
そのあと他の店を手伝ったりするので、家に帰るのは朝6、7時くらい。
完全に昼夜逆転だけど、規則正しい生活ではあった。
客層はホステス目当ての社長さんや接待がらみのお偉いさんなど。
そのなかで一番景気良くやっていたのは坊さんだった。
大量ワサビを仕込んだ寿司を出前させ、
スシアンルーレット!!とか叫びながらホステスたちとバカ騒ぎ。
坊主のくせして、食べ物で遊ぶとはね。
しかも生もので。
タバコを吸いに裏にやってきたホステスが
「私、母の葬式は坊主には頼まない」とボソッと言っていたのを思い出す。
137 名前:134 04/10/28 20:34:48 ID:UUooW6lR
もうひとつ。
ある日、ホステスの一人に誘われ、仕事のあと飲みに行くことに。
その女は893の女ということは知っていたけど、
飲みに行くだけなので無問題とタカをくくってたら、ロマンチックモードになってしまい、
あろうことかメイキンラブ・・・
もちろん女の方もばれたくないから、お互い黙ってようと約束したのだが、
数日後、ばれたっぽいと女から聞かされ、血の気が引きますた。
びびってしまい仕事も手に付かず逃げるように家に戻り、
夜逃げした方がいいかなとか考えていると、朝の5時ころ家の電話が鳴った。
ビクビクしながら出ると、すぐに切れた。
ものすごーくヤバイ予感・・・
一緒に寝ていた女(上記とは別の人)もどうしたのー心臓の音すごいよと心配。
とりあえず家を離れるのがベストと判断し、女に服を着ろと言ったとき、
家のピンポンが鳴りました。
恐る恐るのぞき窓を見ると、見知らぬ女性がぎこちない顔で立っていた。
こいつは絶対”おとり”ジャン!と思ったがもう手遅れと感じ、
どうにでもなれとドアを開けた。
案の定、ドアのすぐ横に控えていた男がなだれ込んできて土足のまま部屋にあがり、
下着姿で寝ていた女に一発張り手をし、腕をつかんでどこかへ連れて行った。
オレはもう一人の男に取り押さえられていたが、恐怖のあまり、
抵抗するどころではなく声すら出なかった。
外には黒塗りベンツが止まっていて、クルマのドアが開き人が降りてきた。
その人はあきらかに格上というオーラを発しており、やはり土足のまま部屋に入ってきた。
ドアを開けてからあっという間の出来事でした。
後日、この件は知り合いに泣きをいれ、間に立ってもらい、
若い者同士の火遊びだからということにしていただいて、なんとか収まりました。
よかったっす。
それと、連れ出された女はクルマのなかで待っていたそうです。
みなさんが帰ったあと無事に戻りました。
意外と紳士的な対応だったらしいです。
あんな男とは付き合うなとか説教されたとのこと。
145 名前:おさかなくわえた名無しさん 04/10/28 22:26:38 ID:gE0mNboU
>137がすごすぎる
読んでてマジ泣きそうになったよ
よく生きてたな…