【スレ3】人間国宝が身近にいる人
157 名前:おさかなくわえた名無しさん 04/10/29 02:19:59 ID:inPluKlO
前スレで陶芸家の生活を書いた者です。
生活じゃないですが、人間国宝に会った事があります。
とある作家に師事してた時の事。
その師匠は伝統工芸展という、とても権威ある展覧会の常連入選者で
同じく常連作家達とグループ展を開催することになり、
私もその手伝いをすることになりました。
その会場設営時、作家の一人と思われるやたらと元気な爺様が居ました。
例えるなら内田裕也か大島渚って感じでエネルギー持て余しぎみって雰囲気でした。
で、見慣れぬ風体の若造(私)を見かけると「何だ!手前ぇは!」と絡んできました。
自己紹介すると「それじゃ下っ端だな!働け!」と言われ
その人の下僕と化し、会場設営に勤しみました。
その人が人間国宝だったのですが、
それまで漠然とイメージしてた人間国宝=落ち着いた高僧のような人物
といった感じは全く無く、
ただ常人には無い太陽のようなオーラを放っていたのが印象に残っています。
人間国宝になると、国から毎月一定額の金額が支給され、
自分の確立した技術を後世に残す義務が発生するとのこと。
なので弟子を採るか、子供を後継者にしなければならないそうです。
それ以外は、皇室の方の様な特別待遇を受けることも無く、
普通の生活をしているそうです。
164 名前:おさかなくわえた名無しさん 04/10/29 11:20:59 ID:8YtOEeTx
>>157
俺の知ってる(というか見かけたレベルだが)人間国宝は好々爺だったなぁ。
後進の指導してる時はどうかは知らないけどね。
初めて見かけた時は事務所の隣の座敷で昼寝してた。(笑
まぁ、その人はもう亡くなったんだけどね・・・・
238 名前:おさかなくわえた名無しさん 04/10/31 16:32:31 ID:7Km2Mvyv
自分の師匠が人間国宝です。
国からもらうお金には後進の指導のために使えと指定があって、
領収書を求められるそうです。
「面倒くさいから色々な話を聞かせたと言って飲み代の領収書を出したら通らなかったよ」
と笑ってました。