【スレ6】シベリアの山奥で材木関係の仕事をしていた人
830 名前:おさかなくわえた名無しさん 05/02/04 09:08:29 ID:9MXk7Ol/
夏場、シベリアの山奥で材木関係の仕事をしていました。
最寄の空港のある大都市まで、水中翼船で11時間。
道路も舗装されてないので車で行こうとすると、その倍近くかかる。
主な仕事は材木の検品。
その日切り出され玉切りた材木を検品して、品質/数量をチェック。夕方1時間もあれば十分。
とにかくヒマだが、その場に居座っていることも仕事なので、、、
現場作業員とも仲良くなったおかげで、話す言葉がやたら下品になったw
材木会社の仮眠室で寝泊まり。
村に食堂はなく、唯一の雑貨店で売ってるきゅうりとソーセージと
韓国製カップラーメンを毎日食する。
その惨状をみかねた近所のおばちゃんが、村の小学校と交渉。
昼食は学校給食を恵んでもらえるようになったのは嬉しかった。
毎週金曜日にやってくる「スーパーマーケット船」でアイスクリームを買うのがとても楽しみ。
夏場は夜10時ぐらいまで明るいので、子供達の門限はおよそ夜9時。
見なれぬ日本人が村に滞在しているので、毎晩子供たちが遊びに来る。
鬱陶しいが、取引先の社長の子供もそこに含まれてるので、邪険にもできず。
材木が貨物船1隻ぶんたまると出荷。
実際の数量より少ない数量で書類を作成してもらうために、
作業員と仲良くしたり、プレゼントを渡したり。
契約数量が完了すると、離村。
村人が名残惜しそうにしてくれるのは嬉しいが、こっちは早く脱出したくて仕方ない(苦笑)。
水中翼船で11時間かけて大都市にもどると、すぐに日本料理屋に駆けこみ、
食べきれないぐらい注文。でもしっかり平らげる。
当時は若かったからよかったが、今現在その仕事をしてといわれても、とてもじゃないけどムリ。
何が辛いって、食べ物が満足に入手できないのが辛かったですね。
831 名前:おさかなくわえた名無しさん 05/02/04 10:19:34 ID:cZfhnwQq
>>830
面白かった。
隔離された空間ってやっぱり精神的にキツくなることが多そうだから大変だなあと。
832 名前:830 05/02/04 10:50:33 ID:9MXk7Ol/
>831
とりあえず言葉はわかるし、村人も材木会社の社長と専務以外は
素朴でいい人ばかりだったので、精神的にキツくなることはなかったですね。
つらかったのは食べ物のことだけ。
ちなみに小学校の給食でよく出たのがソーセージ、
付け合わせはソバの実を茹でた物かマッシュポテト。
ハッキリ言って美味しくはないが、カップラーメンに比べたら大ご馳走でした。
その村は、木材の伐採と送電線の管理のために作られた村で、
村には小学校しかなく、村人は労働者夫婦とその子供と老人しかいなかったです。
あとはニワトリと牛w
中学校以上は街に出て寮生活とのことでした。