【スレ16】骨董店で働いていた人
47 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/08/01(火) 12:13:20 ID:KV+M44ue
骨董屋さんの生活がしりたい。
そんなにお客さんこないよね?
48 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/08/01(火) 14:08:05 ID:MeZeUnWn
>47
以前、骨董屋に数年勤務してました。
観光地にあるような店でなければ、
一見のお客さまの売上だけではやっていけないでしょうね。
たいていのお店は顧客(=収集家)を持っていますので
入手できた商品をその筋が好きなお客さまに直接お見せします。
または「こういうのが欲しいんだけど」
というご要望に合わせて商品を探します。
デパートの外商に似てますね。
骨董は生活にすぐ必要なものでは少ないですし、
希少なものだと探すのに数年かかることも。
仕入は競り市で落としたり、海外オークションに参加したり
海外の業者がこっそりスーツケースで運んできたものを
こっそり売ってもらったり、色々でした。
高齢の収集家が亡くなった後、遺族が処分に困って
家の中のもの全部を見積もって欲しいとのご要望もありました。
それこそ家具什器、本、コレクションすべて。
宝の山はすばらしかったですけど、
人の生活を覗き見るような気がしました。
49 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/08/01(火) 14:18:37 ID:9WGDVCeW
>>48
人が見たら蛙になれって小説知ってますか?
朝日に連載されてた小説で骨董界を描いたもの。
50 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/08/01(火) 14:30:09 ID:MeZeUnWn
>49
ごめんなさい、知ってますが読んで無いです。
小説だと北森鴻さんの「狐罠」シリ―ズ第一作の
業者同志の騙し合いがリアルで面白かったですよ。