【スレ17】大学教授の著作に詳しい人
687 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/10/21(土) 09:53:34 ID:jVC2JMgb
大学教授が出す本は7割くらい?が自費出版
出す冊数によって違うけれど基本的に数十万払って出す
本書いて出版社から印税もらって儲けられる教授はまず滅多にいない
688 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/10/21(土) 10:05:14 ID:ay5deTON
>>687
学生相手の講義で自分の教材を使わせるのは
その辺に理由があるのかな。
689 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/10/21(土) 10:09:34 ID:MEiaST4/
>>687
補足。
専任教員が出す本は、教科書か持論の学術書のどちらか。
学術書の場合は、それ専用の助成金を使うか、あるいは自費で出す。
文系の特定分野では、論文を著書として出版しないと、
アカデミックだと認められない分野もあって、出版金をどうするかが大変。
教科書は、出版社からオファーが来ることもあります。
これはたいがい印税か買い取りか、とにかくお金が出る。
原稿を8割くらい仕上げておいて、
仲間内でどれだけ採用する、という数を保証しておけば
印税交渉も楽に進みます。もちろん持ち出しナシ。
690 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/10/21(土) 10:11:21 ID:MEiaST4/
>>688
あとプリント類を配らなくていいので楽だからというのも。
教育にそれなりに義務感、情熱を感じている人なら、
「自分の理想の教科書を作りたい」という思いを持ってます。
実際はお金や時間が必要なのでなかなかできませんが。
692 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/10/21(土) 10:23:50 ID:jVC2JMgb
>>688
逆に本を出すとそうやって学生に買わせることになるから
教授在任中は絶対に本を書かないっていう人もいたな
共著に論文を渡したことはあったみたいだけれど、
今年で退官かと思ったが本当にそれを貫いたのはえらいと思った
694 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/10/21(土) 11:49:10 ID:3eGdQ8LU
大学教員の出版物は、分野によっても違いがあるだろうけど
私の専門分野では売れなくても出版する価値のある本は
助成金を貰って出すという考え方みたい。
(一般の人は買わないけど、研究分野の人には必要。
全国の図書館等が買ってくれるのでなんとかなる)
助成金を貰ったときは、印税は放棄するんじゃないかな?
買取りのケースは身近ではあんまりないみたい。
私の分野は語学と関係が深いから、
語学の教科書、参考書を出すことが多いけど
あれは手間を考えたら、儲けは度外視です。
私も最近出す教科書を作るのに2年かかりました。
身近な人でものすごく売れてる
資格試験勉強用の参考書を書いた人がいるけど、
印税収入聞いたら少なくてびっくりした。
その本作るのにものすごく時間かかってるのに。
702 名前:おさかなくわえた名無しさん 2006/10/21(土) 21:45:09 ID:MEiaST4/
>>694
出版助成は利益が出てはいけないことになってます。
特に、文科省の科研出版助成など
厳しいものは出版社の見積もりを付けて、申請します。