【スレ29】車関係の部品メーカーに派遣された技術者
342 名前:おさかなくわえた名無しさん 2007/10/12(金) 21:38:18 ID:PVgsmJGZ
車関連の派遣技術者の生活
合同就職フェアがきっかけで応募、採用。
一定期間ビジネスマナーや様々な技術の研修
(ノギスなどの計測機器の取り扱い、基礎知識、
図面の読み方、PCスキルなど)ののち、
個人の適正や企業側の要望を照らし合わせ、面談。
大抵の場合、翌日には出向。
俺は内装部品の樹脂パーツメーカーに出向。
樹脂部品の傷や欠けなどの検査をしたり、
大元の金型を彫り直すまでもない
ちょっとした仕様変更に対応するため手直しをしたり、
駐車場に住み着いた猫の愛らしい仕草を見て和んだり、
異音や振動を吸収するためのフェルトを部品に張ったりしている。
急な仕様変更などで人手が必要になった時に柔軟に対応するため、
派遣というスタイルが重宝される模様。
この前は、普通にラインで製品の生産が進む中、
ちょっとした異常に対応するため
正規の作業員に混じって検査に割り込んでいた。
邪魔にならないように気を遣った。
検査のタイミングを見ながらじっと立っているのは結構退屈。
そんなとき生産ラインに部品供給する台車型のロボットが
部品を落っことしたのでソレを拾って追いかけ積みなおし、
ちゃんと所定の場所で下ろせるかどうか見守ってたりする。
そんなことを深夜までやってると、
そのロボットが「はわわ~」などとわめきながら荷物を抱えて工場を駆け回る
ドジッ子属性の付いた女の子に見えてきていじらしく思えてくる。